日本のエネルギー問題

こんにちはBodhiTreeです。

先日、ネットニュースでロシア・ウクライナ問題に絡めた
海外へのエネルギー依存を解決するには原発再稼働に舵を切るしかない!と
吠えている自民党議員の記事が出ていました。

それに賛同する人の意見が大半を占めていて、
暗澹たる気持ちになりましたが、ちょうどタイムリーに
The big Issue no.422 にエネルギーに関する特集記事を見つけました。

そういえば原発事故が起こった直後、かなり議論されていた電力の自由化。
実は私も東電から電気を買うのを止めて、別会社へ乗り換えています。

現状どうなっているのかというと、新規参入のクリーンエネルギーを扱う事業者は増えた様なのですが、電気を流す送電線は未だに東電・関電の様な大手が独占状態で、その権利を守るために送電線ががら空き状態でも繋いでもらえなかったり、高い使用料金を請求されたり、電気を買ってくれなかったりと、小さな事業者では太刀打ち出来ないというのが現実の様です。

2019年の時点で、日本の原子力電気の割合は図の通り、4.3%しかないので、
世界中がクリーンエネルギーにシフトしている中、原発回帰するというのも
なかなかナンセンスなアイデアだと思うのですが???

原発に頼らなくとも、日本の地熱や水力、風力を用いた資源タダの
再生可能エネルギーのポテンシャルは6倍以上もあり、導入可能量は電力需要の2.2倍だそうです。

クリーンエネルギーだけで日本中の電気を賄えてしまいますね!

エネルギーに関して、問題にしなければいけないのは、東電などによる
送電線の独占と、ベースロード電源と言う時代遅れの考え方だと
竹村英明さんの記事で書かれていました。

メディアや政治家の言う事を鵜呑みにしないで、
多くの情報の中から総合的に考えて判断する事が大切だと思うのですが、
皆さんはどう思いますか?

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