メテオライト・マイルズ隕石 IIE

説明

産地：Queensland, Australia サイズ：59×49×6mm 67.62g

キャビネットネットサイズのマイルズメテオライト隕石 IIE。

1992年オーストラリア/クイーンズランドの開けたマイルズ農場で発見された、豊富な珪長質ケイ酸塩包有物が含まれている IIE 鉄隕石。
貴重なオールドストックです。

通常の鉄隕石とは異なり輝石と斜長石を含んでおり、オクタへドライトのEグループ Iron Octahedrite silicated（IIE）に分類される希少な隕石です。

鉄隕石のほとんどは、太陽系初期の惑星の核で形成されましたが、IIE鉄隕石は、惑星の地殻に典型的な長石を含む包有物が、豊富に含まれる珍しい特徴を持っており、形成温度が高いことを示しています。
さらに、IIE は、成分含有量において、大きな親天体の核にある金属液体の部分結晶化であるしるしが無く、
（※マイルズ隕石は、ウィドマンシュテッテン・パターンが見られないことから、急速に冷却されたと考えられています。）
特徴が核形成の単純モデルに当てはまらない為、どのようにして形成されたのか、はっきりした事は分かっていない未知の隕石です。

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