
BodhiTree(ボーディーツリー)は、世界各地を旅して出逢った天然石を用い、一点物の天然石ジュエリーを制作・販売する日本のブランドです。店主の kirana(キラナ)は、インド・ジャイプールをはじめとする産地で直接ルースを仕入れ、石の個性と美しさを最大限に活かしたジュエリー制作を行っています。
天然石と共に歩む人生 ― 闇の中で見つけた光
誰も知らない子ども時代
団塊ジュニア世代として生まれた私は、是枝裕和監督の映画『誰も知らない』を観たとき、自分の幼少期とあまりにも重なり、しばらく言葉を失いました。
幼い頃に両親が離婚し、母が家を出て、父と妹と3人で暮らす日々。貧しく、殺伐とした家庭環境の中で、安心感や温もりを感じることはほとんどありませんでした。学校の集団生活にもなじめず、人との関係性を築くことが苦手で、常に「自分はマイノリティだ」という感覚を抱えて生きてきました。
そのような環境で育った私は、深い孤独感や不信感を抱えたまま大人になりました。居場所がどこにもないような感覚は、長い間、私の人生に影を落としていました。
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想像と創造がくれた救い
そんな私にとって唯一の救いは、想像すること、描くことでした。ファンタジーの世界に没入し、絵を描いている時間だけは、現実を忘れることができました。その世界を共有し、共感してくれる友人にも恵まれ、少しずつ心が解放されていったのです。
常識に縛られないオープンマインドな感性が育まれたのは、この頃の経験があったからだと思います。
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デザイナーから、世界を旅する天然石バイヤーへ
20代のはじめ、クリエイティブな仕事を志し、それまで勤めていた会社を辞めてデザインを学びました。グラフィックデザイナーとして活動する中、あるとき、これはもうカルマ?としか思えないような、不思議な流れに導かれるように、インドへの旅が始まります。
インドで出逢った人々、文化、そして 天然石。人生は大きく動き出しました。キラキラと輝くルースを求め、アジア・欧米などの海外を巡る生活が始まります。同時に、南米やヨーロッパでのシャーマニックワーク、インドでの瞑想など、内面を深める旅も続けてきました。
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インドという巨大なアシュラム
インドでの日々は、決して楽なものではありませんでした。ジャイプールでの食中毒、プーナでの盗難被害、リキシャードライバーとの交渉―それらはすべて、心と身体を試される経験でした。
一方で、南インド・ティルヴァンナーマライでの静かな瞑想生活、ラマナ・マハルシのアシュラムで迎えた誕生祭、アルナーチャラ山を望むフラットでの祈りの日々。ゴアのビーチでのチベット難民の写真家との出逢い、波音に包まれて眠る夜は、私の内面を大きく変容させていきました。
インドは厳しくも優しい、巨大なアシュラムのような場所でした。
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ムーンストーンとの出逢い ― 石が教えてくれたこと
インドで初めて手にした、ピンク色のムーンストーン。その輝きを見た瞬間、幼い頃にファンタジーの世界に没入していた時と同じ感覚がよみがえりました。
「石の中には世界(宇宙)がある。光が閉じ込められている」言葉を持たない天然石は、ただそこに在るだけで、静かに寄り添ってくれます。居場所を見つけられなかった私が、石との出逢いを通じて、少しずつ世界へと歩み出せた理由は、そこにあったのだと思います。
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BodhiTreeの天然石ジュエリー制作について
幼い頃の「描く」という行為は、今では 天然石ジュエリーの制作 という形に変わりました。想像し、創造することは、今も変わらず私の癒しであり、生きる理由のひとつです。
コロナ禍を機にジュエリースクールへ通い、ワックス技法やレーザー溶接技術 を学びました。世界各地で出逢った天然石一つひとつの個性を大切にし、石の魅力を最大限に引き出せる一点物のジュエリー制作を心がけています。
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光を届けたい
もしも孤独や迷い、人との関係に疲れを感じているのなら、かつての私と同じように、あなたにも心を癒してくれる何かが、きっと見つかるはずです。
BodhiTreeの天然石ジュエリーが、あなたの人生の旅路にそっと寄り添い、光をもたらす存在となれたなら、これ以上の喜びはありません。
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ブログ・関連コンテンツのご案内
インドや世界各地での天然石との出逢い、不思議な体験や旅の記録は、「Blog」「BodhiTree 天然石ジュエリー&パワーストーン店長ブログ」にて綴っています。ぜひあわせてご覧ください。
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BodhiTree 店主 kirana
癒しと光を求めて、世界を旅し続けています。



Art Gallery
旅の途中で描いてきた気ままなKiranaの作品。主にアクリル、パステル、色鉛筆で描いています。
