君が代

こんにちは BodhiTreeです。

先日アマプラでこんな映画を観ました。

かあちゃん  監督:中川信夫

昭和36年の作品で、原作は豊田正子の自伝小説「粘土のお面」だそうです。

舞台は東京の下町で繰り広げられる家族の人間ドラマなのですが、
ブリキ職人の父ちゃんは、気が小さくて間抜けなので親方にただ働きばかり強いられていて、家庭を切り盛りしなくてはならないかあちゃんは、内職に明け暮れ金策に走り回りますが、家計は火の車。二人の子供はいつもお腹を空かせて可哀そう。。。同じ長屋に住む両隣のご近所さん達も、雑巾屋と番傘張りと、それぞれ小さなビジネスをしていますが、みんな揃って貧しい暮らしぶり。しかし、貧しいながらも人と人との距離が近く、助け合って明るく生きています。

今の日本は、特に都市部などは、人と人との繋がりが希薄になりがちな環境ですが、周りにいる友人や人間関係を大切に、こころを豊かに生きていけると良いなと、改めて思いました。

さて、この映画の中で娘の正子が学校の先生と元気が無い時一緒に歌う歌が、何故かフランス国家のLa Marseillaise(ラ・マルセイエーズ)なのです。

youtubeで各国の国家を字幕付きで見る事が出来ますが、欧米のそれは戦いの勝利や天下統一を謳ったものが多いのに対し、日本の君が世は男女が協力し子を作り、幸せな世が未来永劫続きます様に・・・と、子孫繁栄を願った世界平和的内容の短歌になっていて、いとおかしなのです。

日本人の精神性って本当に素晴らしいものなんですね。
それを日本人は今一度、思い出さなくてはならないのではないでしょうか?

日本国 国歌「君が代」

【君が代の意味に感動】日本人なら知っておきたいその意味がとてつもなくヤバい!

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